企業取材レポート - お仕事まるごと研究所

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「販売」の研究結果

「セレクトショップ」の販売職

楽しんでいただきながらその人のお気に入りの一着をご提案

パーソナルデータ

名　前	松澤奈々さん
年　齢	24歳
出身地	愛媛県
業務歴	4年目

企業データ

社　　名	株式会社ティーズファクトリー
事業内容	紳士服・婦人服及び雑貨等の企画・販売
http://www.ts-factory.co.jp

わたしの『お仕事』

接客から仕入れ、Webショップの運営までこなします「売る人」ではなく、より身近な存在になりたい

「売る人」ではなく、より身近な存在になりたい私はセレクトショップ「DD4D」のスタッフとして、店頭での接客やWebショップの運営を行っています。お店にはメンズ・レディスともに同じくらいの割合で置いてあるのですが、笑顔と声のトーンには気を遣いながら、どの方にも基本的に自然体で接するようにしています。明るい気持ちでお買い物を楽しんでいただきたいですし、お客様に身近に感じていただける存在でいたいと思っています。気負わない会話からこそ、その方の好みや素顔も見えてきますし、その方に本当に似合うと思うものをご提案できるのではないかと考えています。現在試行錯誤しているのが、Webショップの運営です。どのようなスタイルが映えるのか、どのような写真にすればその商品の魅力を伝えられるのか、文章はどんな表現がいいのか、全体の構成は・・・など、クリエイティブな面も必要になってきます。大変ですが、そこが面白いところです。

セレクトショップならではのやりがい「人と人とのつながり」を大切に

その他、仕入れも行っていますが、やはり「愛媛に今までなかったもの」、「新しいもの」を仕入れたいと思っています。お客様の中には、商品やスタッフ、さらにお店自体のファンになってくださる方も多くいます。その方々は周囲の方にもお店を紹介してくださって、どんどん「人と人とのつながり」が増えていきます。それは何より楽しく、嬉しいことです。お気に入りの洋服はポジティブな気持ちにしてくれたり、元気をくれたりしますが、それを提案する私たちもお客様に元気をいただくことがよくあります。 DD4Dのセレクトを好きだと言ってくださるお客様に喜んでいただけるよう、 DD4Dらしいスタイリングができるブランドを積極的に探しています。

わたしの『今日のスケジュール』

10:30	出勤　朝礼（前日の報告、今日の目標売上額確認）　店舗の掃除、メールチェック（Webショップの注文確認）
11:00	開店　店舗の外に出しているボディ（マネキン）の　コーディネート　※その日の気候などに合わせて毎日スタイリングを変更
11:30	接客　Webショップの注文商品の発送準備　品出し、店内のレイアウト変更
13:30	昼休憩　（近くのカフェでのランチが多いです）
14:30	接客・電話対応　Webショップの情報更新（写真撮影やWebへのアップなど）
17:00	休憩
17:30	接客・電話対応など
20:00	閉店　在庫表の計算・確認、売上のチェック　終礼
21:00	退社　　※出社・退社時間はシフトや　　当日の予定等により変わります。

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こんな人にオススメ！

人と話すのが好きな人にオススメ！

商品を買ってくださるお客様と直接お話しして、その方の欲しいものや好みなどを引き出し、その方に合うものを提案していかなければならないので、特に人の話を聞くのが上手な人、得意な人が向いていると思います。いつも笑顔を絶やさない人、人のために何かしてあげたいという気持ちの人もいいですね。また、新しいスタイルをどんどん提案していく仕事ですから、新しいものに興味があり、探究心がある人にもおすすめです。

営業のオモテ・ウラ

常に流行の最先端を走っていなければならない仕事ですから、新しいアイディアが思い浮かばないときは苦労します。そんなときには、片っ端から雑誌を見たり、いろいろな人に会って話をしたりして、情報やアイディアのヒントをもらうようにしています。業者さんやスタッフ、友人など、多くの人に会うことでぱっとひらめいて乗り越えられることがあるので、周りの人たちには感謝しています。

新人にも聞いた「販売職」とは？

村上愛実さん
1年目

お客様と直に接する接客業をしてみたかったことと、洋服が好きだったことから転職しました。入ってみると、想像以上にやらなければならないことが多くて大変です。でもそれ以上に、接客業は奥が深くて面白いです。目の前の仕事だけでなく、来シーズンのことも考えてアイテムを取り入れるなど、工夫のしがいもあります。お客様とお話しするのもとても楽しいですね。顔なじみになったり、会話が盛り上がったりしたときはもちろんですが、自分の提案した商品を気に入ってもらえると本当に嬉しいです。将来は、「この人が勧めるなら」「この人に会いにきた」と思ってもらえるようになりたいと思っています。