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「食品製造」の研究結果
「豆製品」の製造管理職
お惣菜からスイーツまで“こだわり豆製品”の製造現場を管理
パーソナルデータ
名 前 | 白石 司さん |
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年 齢 | 42歳 |
出身地 | 愛媛県 |
業務歴 | 3年目 |
企業データ
社 名 | 株式会社志賀商店 |
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事業内容 | 豆製品の製造、企画、販売 |
http://www.shiga-mame.co.jp | |
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わたしの『お仕事』
大豆や黒豆、金時豆など、様々な種類の豆を加工して お惣菜からスイーツまで、製品にしていく工程を管理しています
当社は、お惣菜の煮豆や水煮豆、甘納豆や水羊羹など様々な豆製品を作っています。 その豆を加工する製造部で、円滑に作業が進むように工程の全体管理を行うのが私の主な仕事です。 機械化された工場というより、むしろ巨大な給食室のように大きな釜がたくさん並んだ製造部。 「機械だけでは表現できない味と風味、つくりたてを皆様のもとへお届けします」をモットーに、 ていねいな製品づくりを行っています。 「原料の乾燥豆を水に浸して戻す→煮る→味をつける→パックしてレトルト殺菌」と、作業自体は とてもシンプルですが、だからこそ一つひとつの工程に細かい気配りが必要です。 製造部全体を見て、ときには作業のサポートにも入ったりしながら、よりよい製品を効率的に 生産できるよう管理するのが、腕の見せ所でもあります。
ほんの少しの差で仕上りに差が出てくる豆の加工技術 経験を積んで、技術が向上していくのを感じることがやりがいに
豆の種類はもちろん、豆の状態や季節によっても加工の仕方は微妙に違ってきます。 水に浸す時間や煮る時間、砂糖を入れるタイミング、レトルトボイルをする時間など、 さまざまな要因によって柔らかさや風味が左右されます。これは、マニュアル通りにはいかない、 経験を積んでいくことではじめて身に付く職人の仕事です。先輩たちからいろいろ教えてもらいながら、 それらを自分の技術として習得していくには、覚えることもたくさんあって、時間もかかります。 しかし、一つひとつクリアして、自分の技術が向上していくことに達成感や面白さを感じています。 製造部を任されていますので、今の部署を管理してまとめていかなければという責任もあります。 難しい仕事ですが、その分やりがいを感じています。。 その役割をしっかり果たしながら、自分もステップアップしていきたいと思っています。
わたしの『今日のスケジュール』
5:40 | 出社 工場に一番乗り。鍵を開けて機械を動かす準備 6:00頃に他の社員が出勤 |
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6:00 | 今日炊く豆の準備 前日に炊いた豆を包装部へ運ぶ |
7:00頃 | 豆の製造開始 作業の手伝いをしながら製造予定に沿って工程を管理していく ※10時〜10時15分頃に休憩 |
12:00 | 昼食(お弁当) |
13:00 | 豆の製造 ※15:00〜10時15分頃に休憩 |
15:30 | 片付けを始める |
16:00 | 退社 ※出社・退社時間は当日の予定等によって 変わります。 |
こんな人にオススメ!
こまかい気配りができ、体を動かすことが苦にならない人に!
豆製品を作っていく一つひとつの作業はとてもシンプルですが、だからこそ小さなことで仕上がりに大きな差ができてしまいます。食品を扱う仕事なので、ていねいに作業ができる人、こまめな気配りができる人に向いている仕事ですね。食品を扱う仕事なので掃除ができる、衛生観念がしっかりしているということも大事です。 原料の入った大きな袋をいくつも運ばなければいけないし、豆を炊く釜は重いし熱いし、工場内はけっこう体力勝負なところもあります。体を動かすことが苦にならない人、体力のある人にも向いていると思います。
営業のオモテ・ウラ
たくさん並んだ大きな釜で大量の豆を煮るので、工場の中はいつも蒸気でいっぱい。夏は暑くて水分補給をこまめにしなければすぐにバテてしまいますが、冬は逆にちょうどいい室温なので快適です。重いものを持つことも多く、働きながら運動しているようなものなので製造部にはスタイルのいい人が多いですね(笑)朝が早いぶん終業時間も早く、夕方からの時間をプライベートに有効活用することもできるというメリットもありますよ。
動画でチェック!
「豆製品の製造管理」ってこんな仕事
1さまざまな豆を加工する製造全体の工程管理
2経験を積み重ねて技術を研いていく、職人的な気質が必要
3体力のある人、細かさのある「マメな人」に向いている仕事