伯方造船(株)
オーダーメイドな造船づくり 多様化するニーズに応える技術力
長谷川 拓哉
高校卒業後、平成24年入社
顧客一人一人の多様なニーズに応えて、こだわりの船を一隻ずつ作ることが強みで、不況といわれる造船業界で安定した地位を築く伯方造船。従来からの顧客も大切にし、世の中に必要とされる船を作り続ける姿勢をこれからも保っていくそうだ。リレー形式の仕事だけあって職場の風通しがよく、休憩室は和気藹々としている。若手社員には、自分や会社について広い視野をもち、自ら積極的に対応できる人に育ってほしいとの思いが聞けた。
主に男性中心の職場で、長谷川さんは機械を操作し船の一部となる部材を鉄板から切りだす仕事をしている。夏場など厳しい気候もあるが、上司は真面目な方が多く仕事も丁寧に詳しく教えてくれるそうだ。仕事の喜びは船が完成したとき、自分の作ったものがその一部として機能していることを感じるときだと語ってくれた。将来は船造りの全工程を把握できるようにと、技術を磨き続けていきたいと語ってくれた。
きれいな食堂も用意されており、ガラス張りの壁の向こうには海と船のある景色!
皆の力が結集された、写真には収まりきらない大きさの船が青空の下で輝いていました!
長谷川さんの学んだ精巧なプログラミングで船の一部が形作られています!
年に一度の社員旅行による交流では和やかな雰囲気に!
代表取締役 木元裕行
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◇◆◇マルワカリ学生スタッフの取材後記◇◆◇ ※ニックネームで取材しています。 【リリィちゃんの取材後記】 マルワカリ学生スタッフになって初の取材が伯方造船さんでした。 とても緊張してしまい、ガチガチでしたが社員さんはとてもフレンドリーに話しかけてくれて、緊張をほぐしてくれました。質問にも丁寧に答えてくれて、とても分かりやすかったです。取材に行かせてもらった日は天気も良く、青空が広がっていて海に近い職場はとても心地よく感じられました。 取材中に驚いたのは休憩のチャイムが高校の時のチャイムと似ていたことです! 聞いたとき高校の記憶がよみがえりました。若手社員さんは私と同世代なのに、仕事に真摯に取り組んでいて本当に凄いと思いました。そして更に、仕事で疲れているはずなのに、家に帰ると走るのを日課にし、体力作りも徹底している点も凄いと思いました。 全体を通して伯方造船の社員さんの皆さんはとてもまじめに取り組み、どんな細かいニーズにも対応しようと日々努力されているのが伝わってきました。これからもいい意味でマニアックな造船作りを応援しています! 取材させていただいてありがとうございました!! 【てんちゃんの取材後記】 今回の取材では、普段立ち入ることのできない造船の現場とその内部まで見学させていただきました。 自分の想像を超える大きさと精密さでつくられる船には圧倒されるばかり。 また若手社員の長谷川さんは、会社の就業後、マラソンの練習を毎日しているそうで、そのタフさにおどろきました。 そんな、ひとりひとりの力が結集された船が海の上で光を受けている姿がとても印象に残っています。
■取材日:2013年11月13日
■最終情報更新日:2016年10月12日
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