(株)程野商店
130年の伝統を次世代へ 名脇役が食卓に色を添える!
上田 祐弥
伊予農業高校卒、平成19年入社
創立以来130年松山あげを作り続ける程野商店。伝統に誇りを持っており、特に「原材料の調達からお客様まで誠意ある商品づくり」にこだわりがある。かといって変化を好まないわけではない。松山あげの食感を130年前とは違うものにし地域イベントにも積極的に参加。今後は「松山あげを使った健康な食事の提案」を進めていくそうだ。変化の原動力は「お客さんに感動してもらえること。」伝統と変化でお客さんを満足させ続ける。
製造担当の上田さん(写真左)と福本さん(同右)。上田さんはものづくりが好きなことから程野商店に入社。入社当初は甘い考えであったが、今では自分の考えをリーダーに伝え、良い松山あげづくりのために動けるようになった。福本さんは料理好きや社長と名前が一緒なことに縁を感じ入社。今では松山あげに対する気持ちが変化し、スーパーでも商品チェックをしている。今後はリーダーになり、ゆくゆくは社長にと大きな夢を語った。
松山あげはまず低温で、そのあと高温で揚げられていく。季節や天気によって温度を微調整!
水分を極限まで飛ばした松山あげの取り扱いは慎重に!様々な工程・チェックを経て松山あげは作られる。
創業130周年を記念して、会社の前での1枚。これからも気持ちを一つにして伝統を守り続ける!
2日間の来場者数9万7千人の「産業まつり」に参加。社員全員がカレー鍋でお客様をおもてなし。
代表取締役社長 程野裕貴
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◆◇◆取材後記◆◇◆ 取材した学生スタッフ、編集長の感想です。※ニックネームで掲載しています。 愛媛県民なら誰もが知っている「松山あげ」を製造・販売している程野商店。 さて、2012年で創業130周年を迎えた程野商店のマルワカリWEBに載りきらなかった話を少し。 現在松山で「松山あげ」のような干油揚を作っているのは程野商店しかありません。そのため、機械化には大変苦労したそうです。何せ程野商店1社しかないわけですから、1社だけのために機械を製造してくれる引き受け手が中々いませんでした。そんな折、とある企業が、「こんなにも伝統と歴史のある味は今後も守っていかなくてはいけない」とのことで引き受けてくれることに!その時社長は人との繋がりを感じたそうです。 人と人、企業と企業の縁が今の「松山あげ」を作り、伝統を守っていると思うと素敵ですよね。 そんな素敵な話をふまえて「松山あげ」を食べてみるとまた一段と美味しく感じられるかもしれません。
■取材日:2012年09月27日
■最終情報更新日:2018年07月31日
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