「お惣菜店運営会社」の製造スタッフ

和泉祥子さん

26歳

愛媛県

4年目

企業データ

社名	株式会社クック・チャム
事業内容	おかずの店「クック・チャム」のチェーン展開、オードブル・弁当・会席膳の製造、「キットシステム」によるキット食材の製造・店舗への供給のFC事業（社内独立含む）
http://www.cookchum.co.jp/

わたしの『お仕事』

本社工場「四国キッチン」のリーダーとして
「キット」の製造やその管理をしています

おかずを販売するお店「クック・チャム」では、各店舗でおかずを調理して販売しているのですが、
「キット」というのは、その調理するための素材をおかずの種類ごとにまとめたものです。
材料を切って、調味料も完全にセットにした状態のバットを準備し、ラッピングします。
こうすることで、お店で手間を取らず、かつ、どのお店でも同じしっかりとした分量と味付けで
調理できるのです。
工場で働くスタッフやパートナーさん（パートスタッフさん）はベテランの方が多くいます。
中には自分の母より年上の方もいらっしゃって、最初はどう接していいかわかりませんでした。
でも本音でぶつかるようにしたところ、今では何でも言い合える仲になりました。
私が入社したときにリーダーをしていた先輩に憧れて頑張っているのですが、
まだ追いつけていないので、さらにレベルアップを図りたいと思っています。

店舗で調理がしやすいように自分なりに工夫
「良かったよ！」の言葉が次の仕事への励みに

キットの製造には材料を切る工程と、盛り付けを行う工程があります。
盛り付けの際には、お店で調理しやすいように工夫をしています。
最近では、企画のスタッフと一緒に新商品の企画開発にも関わるようになったのですが、
自分なりに考えて工夫した盛り付け方が、お店に評価されたり感謝されたりするとやりがいを感じますね。
それから、パートナーさんが自分と一緒になって頑張ってくれることも嬉しいです。
サポートしてくれる人たちのためにも、責任を持って仕事に取り組んでいきたいです。
また、外部でのイベントなどにも参加するようになりました。お弁当を売ったり、いも天や磯辺揚げ、
卵焼きを実演販売したり、調味料を作っている会社とコラボしてみたりと幅広く取り組んでいます。
その出展の際の企画を考えて実行するのも、とても楽しいですね。

8:30 出社　　担当キッチンの部屋（盛り付け）の準備　　（パートナーさんが仕事しやすいように　　　セッティング、機械やキットに入れる　　　調味料などの準備） 9:00 朝礼（全員参加で当日の予定や進捗、製造量を確認） 9:15 キッチンのスタッフでミーティング　（当日のイレギュラー業務や人員調整、　　進捗の確認など） 9:30 キッチンで盛り付け業務　全体の流れや業務量を見ながら臨機応変に対応 12:30 小休憩（5分ほど）・掃除　終わり次第、引き続き盛り付け作業 13:30 翌々日の食材の発注 14:00 昼食休憩　（同僚と近くにできた自社のお店　「ばぁばの昼ごはん」で食べることが多いです） 15:00 盛り付けの残り作業を社員総出で行う完成次第出荷作業 18:00 片付け・掃除・残務処理 19:00 退社　※出社・退社時間は当日の予定等によって　　　変わります。	こんな人にオススメ！人と話をすること、体を動かすことが好きな人にオススメ！食品製造は、ただ黙々と作っているだけの職場ではありません。一緒に作っている人、サポートをしてくれる人など、周りの人とのコミュニケーションが大事です。ですから、人と話をすることが好きな人は向いていると思います。それに、体を動かすことが多いので体力は結構必要ですね。また、決まった仕事だけやっていれば良いというわけではないので、いろいろなことをやってみたい人にもおすすめです。臨機応変に対応する力が必要とされますね。
業務のオモテ・ウラ若くて経験がなかったときに、周りの人やパートナーさんに信頼してもらえるようになるまでは時間がかかりましたね。でも、しっかりとした知識を身につけたり、何事にも前向きに取り組んだりして、少しずつ信頼関係を作り上げて乗り越えました。今も、毎朝必ず各部屋を回って笑顔と大きな声で挨拶をするなど、みんなとコミュニケーションを取るよう心がけています。みんなで助け合える雰囲気を作っていきたいと考えています。