【第69回】~新しいことに挑戦する苦しさと喜び、可能性の広がりを実感~

新型コロナウィルスの流行の結果、愛work のセミナーもオンラインセミナーが多くなりました

それまで私が担当していた「自分に合った応募先を見つける」「グループディスカッション」「保護者に知ってほしい最新の就活事情」等のセミナーも、否応なくzoomでのオンラインセミナーとして実施することになりました。私がそれまで実施していたセミナーは、カードを使った自己理解ワークやグループワークを中心にしたものが多く、オンラインセミナーに置き換えるには、内容を全てリセットし一から作り直す必要がありました。

ここ数年は評判が良かったこともあり、同じテキストを使い、同じ構成でセミナーを行なっていました。そんな私にとって、「全く新しいシステムや機器の操作しながらセミナーができるのか?」、「オンラインでも私の得意な、参加者の声を拾いながらのライブ感を活かしたセミナーができるのか?」等不安が大きく、数か月間通勤途上や自宅でもどうしたら良いか考え続けていました。作成したパワーポイント資料にわかりにくい部分が見つかると、セミナー当日の朝まで修正を繰り返すなど試行錯誤の連続でした。話し方や話すスピードなど何度も声に出して録音し、聞き返しながら練習しました。私は学生時代3年間、詩吟のサークルでほぼ毎日発声トレーニングしていたので声が大きく、対面でのセミナーの際は、多少話すスピードが早くても声は良く通るという評価を頂いていました。それがオンラインになると、普段通のスピードで話すと極めて聞き取りづらいと言う事がわかりました。「滑舌良くゆっくり話す」、「要点を絞って簡潔に伝える」ということを、これまで以上に意識するようになりました。

先日社内の職員研修でVUCAについて学びました。VUCAとは、
V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)

あらゆる面の環境が複雑さを増し、多くの事が予測困難であり、不確実性や不透明性を増した不安定な状況を表す造語です。新型コロナウィルスの蔓延という、誰もが予測しなかった状況が到来し、私自身それまで言葉として知っていた事が、リアルに腑に落ちました。
この研修で、VUCA時代に私達が強く持つべき認識として、
・これまでは経験したことのない事態に対して、迅速に判断すること
・新しいことに取り組む不安はあるが、変化を楽しむこと
・過去の成功体験を捨て去る勇気
・新しい事をスピード感を持って学ぶこと等が重要だと学びました。

変化が激しいからこそ、「ビジョンを明確に持つ」、「達成すべき目標を明確化する」ことが重要です。
私がセミナーを対面からオンラインに作り替えた際にも、最も意識したことは、このセミナーは「受講生にどんな気づきや変化、メリットをもたらしたいのか」という「目的を強く意識する」ことでした。

オンラインでのセミナーを始めて半年、今ではこの新たな手法のセミナーに大きな可能性を感じています。これまで参加が難しかった県外学生のセミナー参加が増えましたし、チャットだと参加者は気軽に質問をしてくれます。また、Zoomには録画機能があり、自分のセミナーを後で振り返ることができます。録画したものを編集し、後日Youtubeにアップすることもできます。参加したくても時間や地理的な事情で参加できなかった人に、アプローチするチャンスが増えました。

今後も愛workは変化、進化し、色々新しいことにチャレンジしていきます。昨年まで対面で実施していた、学生向けの交流会も今年はオンラインで実施します。学生さんにはぜひこの新しい交流会を体験し、楽しんでいただきたいと思います。

~「人生を豊かにできる」人と組織を増やします~
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
教育機関グループ・キャリアコンサルタント 渡部 久美子

 

2020年12月24日更新 | カテゴリー:お知らせ, 企業の方, 愛媛の経済サイト E4, 教育機関・保護者の方
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