【第22回】~愛媛にUIターンを考える若者とは?~

ジョブカフェ愛workでは、「ふるさと愛媛Uターンセンター」の運営を通じて、愛媛で働きたいと考える県外の求職者・在職者と県内企業とのマッチングをしています。この数年は、東京・大阪等で、愛workをはじめ地方自治体や国が開催するイベントが増えてきました。
イベントに来る方々は20~30代がメインです。参加理由は、「将来的に地元に帰りたい(子供を育てる環境として地方が良い・実家があるから等)」「人の多さや満員電車に疲れて・・・」等、意外と曖昧な理由がほとんどで、「愛媛にこういう理由でいつ住みたい」と明確に考えている人は少ないのです。
具体的に移住を考えている方は30代以上が多く、収入が下がる可能性は覚悟のうえで暮らしやすさに重点を置き、仕事の業種職種が変わっても柔軟に自身の経験を活かすことを考えています。そういった方は目的が明確なので、自ら愛wrokの「ふるさと愛媛Uターンセンター」に登録したり、ハローワークを活用して就職活動をしています。

今回は、前者の、まだ愛媛にUIターンすることは決めていないが、愛媛に何らかの興味・魅力を感じている若者達に、愛workがどのような支援をしているかをお話します。

今年度、愛workが開催・参加したUIターンイベントの中から3つをピックアップしてご紹介します。◎愛媛の魅力をまるっと紹介!えひめをしってみん?/2016.8.18 リジェール松山(松山)で開催
愛媛を代表する企業20社と県外学生の大交流会を実施。クイズで愛媛の特色や魅力を発見。その後、企業紹介や交流をすることで愛媛の街や企業のイメージをつかみやすくしました。企業20社、学生54名が参加しました。
◎四国若者1000人会議/2016.11.27 3331 Arts Chiyoda(東京)で開催
東京に居ながら四国・地域・ふるさとが気になる若者が150名集まりました。四国で活躍するゲスト9名との座談会では、UIターンの様々なケースを通して仕事について考え、意見交換していました。ジョブカフェ愛workは愛媛の情報発信ブースとして参加しました。
◎首都圏×香川・愛媛交流会「香川・愛媛のはたらきかた・暮らし方の最先端を知る」/2016.12.18 リトルトーキョー(東京)で開催
愛媛県の菅宏司さん、香川県の徳倉康之さんを囲み、在京ながらの四国との繋がり方、地方の最先端の働き方・暮らし方を考えました。首都圏在住の約40名が参加しました。

 

イベントを通して感じることは、愛媛をはじめ地方の魅力を感じる若者が増えてきているということです。以前は、都市部に比べて住む魅力が少ないと言われたり、田舎の人間関係は干渉しすぎで大変といったデメリット面が目立っていました。今は逆にそれらが地方の魅力と捉えられています。「地方ならではのお祭りやコミュニティに参加したい」や「地元の人と交流できるのが魅力」など。これは若者の価値観が変化してきたことや、国をあげての地方創生の取り組みにより地方の良さが見直されたと言えるかもしれません。

『ひめきゅんフルーツ缶』のファンになって松山に移住した方、お遍路がきっかけで愛媛好きになり更に宇和島が好きになって地元企業に就職した方、地方全般に興味があって友人と首都圏開催のイベントに何度か参加し愛媛に転職した、といった何気ないきっかけで愛媛に移り住んだ方々がいます。私たちが当たり前と感じている地方文化の魅力、愛媛の自然の豊かさ、食べ物のおいしさ、人の温かさが大きな魅力になっているのです。

地域資源には十分恵まれた愛媛ですが、若者にUIターンしてもらうために大切なのは、地元企業の魅力や都市部と違う働きやすさを継続的にアピールしていくことです。これからも地元企業の皆さんにご協力をいただき、実際にどんな仕事があってどんな働き方ができるのか私たちも情報収集・勉強しながら地道な支援を継続していきます。

 

~若者を育てる 大人が変わる~
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
キャリアコンサルタント 下野 浩子

2017年01月26日更新 | カテゴリー:企業の方, 愛媛の経済サイト E4, 教育機関・保護者の方
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