【第2回】~『働く上での悩み』解決に向けて~

先月より、ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)の連載コラムがスタートし、2回目となりました。
あらためて、センターの紹介を少しだけさせていただきます。
ジョブカフェ愛workは15~39才の全ての方、及び40~44才で利用を希望される方を対象とした利用無料の就職支援施設です。就職支援施設ではありますが、「ハタラク」ことに関する全ての相談対応を行っておりますので、利用される方は、求職中の方だけでなく、在職中の方もいらっしゃいます。ほか、学生や学卒未就職の方、フリーターや無業の方、保護者の方などの利用があります。

今回は、ジョブカフェ愛work内のサービスでメインとなる「かかりつけ相談(キャリアコンサルタントによる個別での就職相談)」について、利用する若者の悩みについて触れながらお話させていただきます。
在職中の方の相談で多いのは、職場の人間関係での悩みです。転職を希望される背景には、人間関係、仕事内容、処遇など現在の仕事に対する不安や不満がある方が多いように感じます。我々は、50分の「かかりつけ相談」を通して、相談者自身が自己の状況を客観的に見つめ直すことができるようにじっくりと関わっています。

具体的には、「かかりつけ相談」では守秘義務について説明した後、心から相談者の話を傾聴し、気持ちを受け止め寄り添います。そのため、相談者は安心感のもと率直に自己の内面について話をすることができ、自分の感情や置かれる状況に気付かれることが多くあります。その結果、「本当はどうしたかったのか」という心の奥にある願望を冷静にとらえられたり、「自己の課題」に向き合ったりして、その先に向けて行動計画を立てることができるのです。
在職中の方のあるケースでは、転職希望の気持ちの裏には、今の職場でもっと認められたい・評価されたいという願望があったことに気付かれ、その実現のために上司への報告や連絡の機会を増やすことを決断された方もいらっしゃいました。就業中で忙しい毎日だからこそ、冷静に自分を振り返る機会を持つことが大きな気付きにつながるのかもしれません。

ジョブカフェ愛workのキャリアコンサルタントは、就職支援という仕事を通して、若者の人生全体にかかわります。そのため、支援技術の向上、的確な情報提供に努めていますが、その大前提として「支援姿勢」を大切にしています。キャリアコンサルタントが「どのような支援をするのか」の結果は、「どのような姿勢で行うか」に大きく影響されると考えます。心理支援者として、教育的な立場として、情報提供者としていくつもの役割を持ちながら、これからも目の前の方の可能性を信じ支援を行っていきます。
自分のキャリアを見つめたい方、今後をじっくり考えたい方など、お気軽にご利用ください。

~若者を育てる 大人が変わる~
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
チーフコンサルタント 熊谷 環

2015年05月28日更新 | カテゴリー:企業の方, 愛媛の経済サイト E4, 教育機関・保護者の方