【第16回】~キャリア教育の現場から~

ジョブカフェ愛workでは、キャリア教育(※)の支援として、中学校・高校・専門学校・大学等で授業やセミナーを行っています。どういった内容なのか主なものをご紹介いたします。

■中学
「働くとは」「働く意義」「職場体験前の心構え」「マナー講座」等

■高校
「就職活動の進め方」「面接指導」「企業が求める人材」等

■専門学校・大学
「自己分析・自己理解」「社会人基礎力」「履歴書の書き方」「業界研究・企業研究の仕方」「面接・身だしなみ」「自己PR」「コミュニケーション」「メンタルトレーニング」等

中学生は働くことに漠然としたイメージしか持っていない生徒が多いため、就職活動云々でなく、将来自分が働くことを想像し、意欲的に仕事に臨むことができるよう、勤労観や職業観を育む内容が多いです。
高校生は、より社会に近づく訳ですが、進学か就職かにより授業の内容について学校からの要望は異なってきます。就職の場合、大学と比べると高校は先生のサポートが大きいことや会社見学等もあるため、面接やマナー指導・インターンシップ事前指導といった指導的な内容になります。とはいえ、卒業後は一社会人となる訳ですから、社会的自立・職業的自立の考え方を促す内容も盛り込む場合が多いです。
大学生は、自ら就職活動する立場となるため、自己分析・企業研究・面接対策等、より具体的で実践的な内容になります。愛work独自なものとして、『お仕事まるごと研究所』(平成25年度制作)という愛媛の企業で実際に働く方々を取材・紹介しているサイトを活用して業界や職種を理解するセミナーもあります。

実際に受講した学生は、「実際にやってみて、マナーの大切さがわかった」「(応募に向けて)何をすればいいか分かった」等、社会に出る前の準備として何をすべきか理解が進むようです。中学・高校の先生方からは、「ビジネスマナーでも情報がいろいろあるので迷うことがあるが、分かりやすく教えてもらった」「いつもと違う先生から教えてもらうことで刺激になり理解が進む」と感想をいただいています。各大学では、普段から就活に向けてのガイダンスや様々なセミナーを実施していらっしゃいますので、愛workには一般的な就活セミナー以外に、講義型でないグループワークを取り入れた自ら発信するものや、メンタルトレーニング等、愛work独自のものもご要望いただいています。

学年の違いやクラスによって課題や特色が違っていますので、担当の先生やスタッフの方や講師の先生と事前に相談して、内容や進め方を検討しています。そして、各学校の取り組みや実際の学生の様子を知ることは私達の勉強になります。先生方の学生への愛情や心配、熱意を感じて刺激をいただくことも多々あります。
若者の成長・自立に各機関の連携は欠かせません。今後も、愛workは学校・企業・若者のJOINT(接点)となり、愛媛の将来を担う若者が「実社会で生きる力」を身につけ生き生きと働けるお手伝いを、地道に継続的に行っていきます。

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◎愛workのfacebookでキャリア教育の授業やセミナーの様子を定期的に掲載しておりますのでご覧ください(https://www.facebook.com/jobcafe.aiwork

※文部科学省の提唱するキャリア教育文科省は、「キャリア教育」を、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」としています。

 

~若者を育てる 大人が変わる~
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
キャリアコンサルタント 下野 浩子

 

2016年07月28日更新 | カテゴリー:企業の方, 愛媛の経済サイト E4, 教育機関・保護者の方