【第10回】~保護者にも知ってほしい!最新の子どもの就活・採用担当者の本音~

愛workでは毎年1回、主に県外の大学に通っているお子様をお持ちの保護者の方を対象とした「保護者向けセミナー」を開催しています。
毎年40名の定員を超えるお申し込みのある人気セミナーで、ご夫婦での参加も数組いらっしゃいます。

昨年実施した90分のセミナー内容
1.就活スケジュールの変化
2.県内企業の情報収集方法
3.企業が採用を決める基準
4.愛媛の公務員試験情報
5.ジョブカフェ愛workの愛媛県内就職希望登録について
6.質疑応答

参加動機で多かったのは、複数回答で「県内企業の情報収集方法を知りたい」(約8割)、「大きく変わる就活スケジュールについて知りたい」(約6割)、「愛媛の公務員試験情報が知りたい」(約3割)、「何となくわが子の就活が不安なため」(約3割)でした。お子様が県外の大学に通っているので、保護者が積極的に県内で就職するための情報を収集しようという意欲が感じられました。

E4データ10回

参加した保護者は、子供とのコミュニケーションツールとして、電話やメールに加え、LINEやskypeなどインターネット(スマホアプリ)を活用しており、7割以上の保護者が週に1度は県外大学に通うお子様とコミュニケーションを取っていました。

親とのコミュニケーションが密になる一方、学生からの相談で、「親の意向と自分の行きたい方向性の板ばさみで苦しんでいる」「親の言うとおりの就活をしていたら、自分の考えが面接で全く話せず、なかなか内定がもらえない」という話をされるケースが増えています。

・「あなたは口下手だから、絶対営業は無理」と言われたが、「文系だから営業職を外すと応募する求人がほとんどない」
・「銀行は安定しているからぜひ受けたら」と勧められるが、「私は数字や細かいことが苦手だから銀行はあまり行きたくない。」
・「親に公務員が良いと言われて筆記試験の勉強をしてきたので、面接で公務員の志望動機が話せない」
・「中小企業を受けようとしたら、そんな会社は駄目だと言われた。」

就職活動は学生自身が自己理解、仕事理解を深め、「自分の将来を自分で決める」ことが最も重要です。保護者の方は自分の希望や意見を言う前に、子どもの考えをじっくり聞くことからはじめてください。それが子どもの自立的な成長につながります。

ジョブカフェ愛workでは、今年度も2016年1月16日土曜日に保護者向けセミナーを開催します。
今年度は昨年参加された保護者の希望を取り入れ、Uターン就活を経験した若手社会人3名にもお越しいただき、保護者の疑問にお答えいただきます。
昨年参加された保護者のみなさんは、ご自身のこれまでの関わりを振返り、今からお子様とどう関わったらよいのか、大きな気づきがありました。
※昨年参加した方の声※
・「今まで子どもと関わるとき、ついでに聞いていることが多かった。目を見て話すこと、自分の意見を押し付けないことを学んだ」
・「企業の採用基準は昔と大きく変わっていることがよくわかった」
・「子どもの長所についてあまり考えたことが無く、短所ばかりが思いつく。長所をみつけ子どもに伝えたい」
・「本人に就職したいということを考えさせ、決定させることが大切ということがしっかりとわかった」

愛workは今後も、対象の若者だけでなく、保護者の支援にも力を入れて行きたいと思います。

 

~若者を育てる 大人が変わる~
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
教育機関グループ・キャリアコンサルタント 渡部久美子

 

2016年01月28日更新 | カテゴリー:企業の方, 愛媛の経済サイト E4, 教育機関・保護者の方